ノストラダムスをぶっ飛ばせ

未来は変える為にある

ワリキリ掲示板

僕は居酒屋を経営している。十人も入れば満席になるような小さな店で、僕一人で切り盛りできる規模だ。
少し前に奥さんと離婚して、今はこの店だけが僕の居場所である。
常連さんの中に衣笠さんと言う女性がいた。どこに住んでいるかも何をしているかも全くわからない女性で、ふらりと来てはボトルキープしてある麦焼酎を3杯ほど飲んでふらりと帰っていく。年の頃は少なくとも僕より若いとは思うが、学生と言う雰囲気ではない。全身黒ずくめの目立たないファッションで、ただでさえ色白の小さい顔が長い黒髪にすっぽり隠れていて、何だか生きているのか死んでいるのかわからない存在感のなさだった。
そして、その日もふらりとやって来た衣笠さんは、焼き鳥を頬張りながら焼酎ロックを煽っていた。
「なあ、大将。ワリキリ掲示板って知ってる?」
ある日、常連の一人が僕に話しかけてきた。年甲斐もなく出会い系にハマっている援交おやじだ。
「あれ、どうなんだろうね。そんなに家出している女の子っているもんなんかね?」
ワリキリ掲示板なら僕も存在は知っている。このおやじ、援交だけではなく、家出少女にまで手を伸ばそうとしているのか。
僕は「バツイチなだけ、家は広いから泊めるくらいは構わないですけどね」と適当に返した。
その時、衣笠さんが僕をちらりと見たような気がした。
やがて、夜が更けて客も引けたのだが、その日だけはなぜか衣笠さんが残っていた。
いつもは飲むもの飲んだらさっさと帰るのに珍しいな、と思っていると、彼女の方から話しかけてきた。
ワリキリの意味を理解して相場を知り援デリを避け相手を募集する方法
「私もバツイチなの」
そう言われても別に驚くところではない。子供がいると言われても納得するくらいの年齢不詳な女性だ。
すると、彼女はとんでもないことを言い出した。
「今晩、泊めてもらえないかな?」
聞けば、旦那と別れて実家に帰ってきたものの、その居心地の悪さに実家とネットカフェを行き来する日々なんだそうだ。
そして、家に帰りたくない日は、こうして、ここに飲みに来て気を紛らわせていると言う事だった。
いや、うちの店はワリキリ掲示板じゃないんだから、と言いかけたのだが、結局、僕は衣笠さんを家に泊めた。もうちょっといろいろ話をしたいなと思ったからだ。
やがて、僕は売り上げのアップに伴い、店を倍くらいに拡張した。こうなると一人では回せなくなる。
そして、衣笠さんは今、住み込みの従業員として僕の横で働いている。髪を短く切って「いらっしゃいませー!」と元気に応対する姿は、以前とは別人のようだ。
「おじさん、ワリキリ掲示板なんかで遊んじゃダメだよ。本当の神とは掲示板使わなくても会えるんだから」
衣笠さんは援交おやじに説教しながら、僕をちらりと見て微笑んだ。
JCと割り切り
ホ別苺で割り切り

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